着任のあいさつ
松阪税務署長 北川健司
この度の人事異動により松阪税務署長を拝命いたしました北川でございます。
前任の二村署長同様よろしくお願いいたします。
当署での勤務は初めてとなりますが、重厚な歴史と文化が感じられる当地での勤務に心を躍らせるとともに、今後、会員の皆様方と、この地域のすばらしい特色等を肌で感じながら、さまざまな活動をご一緒できることを楽しみにしております。
松阪青色申告会の皆様方には、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
会員の皆様方には、日頃から、税務行政に深いご理解と格別なご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
松阪青色申告会におかれましては、富田会長をはじめ役員、会員の皆様方が一丸となって、特に今年の確定申告期には、前年にも増して確定申告会場内の青色・記帳説明コーナーで、多数の納税者の方に記帳制度等の説明と青色申告を勧奨していただいたと伺っており、大変心強く思っております。
さて、昨年1月以降、社会保障・税番号制度の導入による確定申告書へのマイナンバー記載が本格化いたしました。この制度の普及は、公平・公正な社会の実現と納税者の皆様の利便性の向上、税務行政のスマート化につながるものであり、更なる定着に向けて引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げます。
また、消費税率の引き上げ及び軽減税率制度が来年10月1日に実施となり、さらに、5年後には、複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式として適格請求書等保存方式(いわゆるインボイス制度)が導入されます。
国税当局といたしましては、マイナンバーカードによる電子申告利用の推進に努めるとともに、軽減税率制度およびインボイス制度の円滑な実施に向けて、制度の周知・広報や丁寧な相談対応に取り組んでいきたいと考えております。
松阪青色申告会の皆様におかれましては、今後とも、税務行政に関しまして、より一層のご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
終わりにあたり、松阪青色申告会のますますのご発展と会員の皆様方のご健勝並びに事業のご繁栄を心から祈念いたしまして、私の着任のあいさつとさせていただきます。